カンジダ以外の代表的な性病について

カンジダ以外の代表的な性病としては以下の性病が多く知られています。

  • 梅毒
  • 尖圭コンジローマ
  • B型肝炎
  • 淋菌感染症
  • 腟トリコモナス症
  • C型肝炎
  • 性器クラミジア感染症
  • ケジラミ症
  • 後天性免疫不全症候群(HIVまたはエイズ)
  • 性器ヘルペス
  • 性器カンジダ症

性病の種類としては寄生虫や細菌性とウイルス性の3種類に分類され寄生虫や細菌性の性病の場合には濃厚な性的接触によって感染するものであり日常の生活においてはまず感染する可能性が低いものです。
しかし、ウイルス性に関しては注意が必要で、ウイルスの場合にはウイルスが含まれた体液が何らかの方法で体内に入り込むと感染する可能性があるためです。
このためウイルス性の性病に関しては性的接触以外でも感染するリスクがあるので注意が必要になります。
特に公衆浴場や公衆トイレなどで間接的な接触により感染したというケースもあります。

あくまでも性病は性行為によって感染するリスクが高いというものでありコンドームによる予防が可能です。
ただ体液にウイルスが含まれている場合や触っている場所に寄生虫や細菌がいるような場合にはオーラルセックスや手淫によっても傷がある場合などは感染する可能性があります。

なお、性病の感染率に関しては性病の種類によって異なりますが平均的には10%以下です。
つまり、感染者と濃厚な性的な接触があっても必ずしも感染するものとは限らないということですが、リスクがゼロであるわけではないので不特定多数の人と性行為を行うこと自体が性病のリスクを高めることになります。
具体的には通常の男女のセックスとしては、HIVは0.016%、梅毒が0.32%、淋病が7%、クラミジアが16%となっていますが、一方でアナルセックスにおいてはHIVでは0.02%、梅毒が0.45%と高まっています。
コンドームによる性病予防をせずにアナルセックスをすると肛門と陰茎が摩擦によって傷つき、これによってウイルス性の性病が感染しやすくなるもので、これは同じウイルス性のヘルペスや尖圭コンジローマなども同様です。
アナルセックスが危険というのはこのような性病感染のリスクが高いことが挙げられます。
一方で細菌や寄生虫を原因とするケジラミ症などはアナルセックスよりも通常のセックスの方が感染する確率が高くなります。

性病から合併症の可能性も!

性病はひとつに感染したら他は感染しないというものではありませんが、統計ではひとつの性病に感染すると他の性病に感染しやすくなるとされており、例えば淋病とクラミジアが合併する確率は約40%と言われています。
合併症を起こすと同時に両方を治療することは不可能であるため、どちらかを先に治療することになります。
そのぶんだけ治療に時間が掛かりますし、治療ができないぶんだけ片方の性病の進行が進むことになるなど身体に対して悪影響を与えます。

一方で性病同士が互いに感染しやすくなるという他にも合併症を引き起こして身体に重大なダメージを与えることになります。
性病そのものが死に至らしめるケースは少なく、その多くは合併症を引き起こして死に至らしめるというものです。
もっとも危険性が高い後天性免疫不全症候群を例にとると、後天性免疫不全症候群はHIVに感染し、HIVが体内で増殖することによって免疫力が低下していきます。

免疫力はある程度機能していればそれほど大きな影響を及ぼしませんが、免疫機能が回復不能なぐらいまでHIVが増殖し免疫が破綻すると身体の免疫力が失われます。
これによりそれまで健康な間は特に悪さをしてこなかった日和見感染症が活性化して重大なダメージを与えて死に至らしめます。
この日和見感染症の有無がエイズの生存率に大きく影響しています。
日和見感染症に掛かっていない場合には抗HIV薬を使えば免疫力を回復させることが可能ですが、日和見感染症が活性化した時点では治療は困難になるというものです。

HIVでは死に至るほど致命的な症状をもたらしますが、これはその他の性病も同様で少なくとも複数の性病にかからないようにすれば治療も可能になります。